[Indie Game Awards]年間最優秀ゲーム賞は、『Blue Prince』 「繰り上げ」受賞
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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『Expedition 33』は、選考対象外
受賞後、生成 AI 使用が判明
Sammy Barker 2025.12.22 Mon 5:00
Sandfall Interactive の大ヒット RPG『Criar Obscur: Expedition 33』は、果たしてインディゲームと言えるのでしょうか? 残念ながら、この議論は今後も続くでしょう。
しかし、それが本作が Indie Game Awards の失格理由ではありません。この件については、下のコメント欄で白熱した議論が繰り広げられることが予想されるので、覚悟してください。
つまり、このゲームは以前受賞していた2つの賞を剥奪されたことになります。その原因は、ご想像の通り、生成 AI を使用していることにあります。つまり、「最優秀デビュー作賞」と「年間最優秀ゲーム賞」の受賞はもはや無効です。
このフランスのスタジオは、この技術を使用していることを認めました。というのも、『Divinity』の開発元である Larian をめぐるソーシャルメディアの騒動の余波を受けて、最近「再浮上」したインタビューにおいてです。
「AI は多少使いましたが、それほど多くはありません」
と、Sandfall Interactive の François Meurisse 氏は今年4月にスペインの Web サイトで語っています。
「重要なのは、私たちが何をしたいのか、そしてどこに力を注ぐのかを非常に明確に理解していたことです。そしてもちろん、テクノロジィのおかげで、つい最近まで考えられなかったようなことが可能になりました」
The IGAs Nomination Committee is officially retracting Debut Game and Game of the Year, awarding both categories to new recipients. Additionally, we are retracting one of the Indie Vanguard recipients.
Full details can be found in our FAQ under Game Eligibility: www.indiegameawards.gg/faq
— The Indie Game Awards (@indiegameawards.gg) December 21, 2025 at 3:45 AM
生成 AI で作成されたと疑われるいくつかの背景テクスチャは、発売時の製品からすぐにパッチで削除され、それで終わりとなりました。
しかし、テクノロジィをめぐる緊張が高まり、この問題が再浮上したことにより、このゲームは失格となったのdす。
Indie Game Awards 委員会は、声明の中で次のように述べました。
私たちは、候補指名過程全体および授賞式全体を通して、生成 AI の使用に対して厳しい姿勢を示しています。審査に提出された際、Sandfall Interactive の担当者は、『Clair Obscur: Expedition 33』の開発には生成 AI は使用されていないと同意しました。Indie Game Awards 2025 のプレミア上映当日、同社が制作においてこの技術を使用していることを確認したことを踏まえると、当該作品はノミネート資格自体を失います。
ベストデビュー賞は『Sorry We’re Closed』が獲得し、年間最優秀ゲーム賞は『Blue Prince』が獲得します。
面白いことに、これによって後者も生成 AI を使用して開発されたのではないかという新たな憶測が巻き起こり、発行元の Raw Fury はコメントを発表せざるを得なくりました。
同社は次のように述べました。
「Blue Prince には AI は一切使用されていません。このゲームは、Tonda Ros 氏と彼のチームによって、人間の本能を駆使して開発・制作されました。想像力と創造力に突き動かされた8年間の開発の成果であり、私たちは Tonda 氏の成果を非常に誇りに思っています」
皆さん、このますます退屈な話題にすでにうんざりしているのであれば、これは今のところ氷山の一角に過ぎないことを知っておいてください。
もちろん、ゲーム自体の評価を下げるものではありません。
これは、手続きにおける問題です。
パッチ適用前のゲームをプレイして、AI の使用に気付いた人はいるのでしょうか?
そして既に、記事を読みながらうんざりしています。
盗作、解雇につながらなければ、どうでもいいと考えます。
ネット上で、騒動のための騒動が進行するのでしょうか。
馬鹿げていますが(物事が前に進まないため)。
そのうち、オンライン上の発言も生成 AI テキストに置き換わるでしょうか?
「テクノロジィのおかげで、つい最近まで考えられなかったようなことが可能になりました」
個人的にはこちらの方が興味深くあります。