[PlayStation]新しい CEO は、二人体制 Hermen Hulst 氏と西野秀明氏が就任(6月1日より)
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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ベテランたちが率いる PS5
ぞれぞれが専門的分野を担当
Christopher Dring(Head of Games B2B) May 13, 2024
Hermen Hulst 氏と西野秀明氏は、共同でソニー・インタラクティブエンタテインメントのCEOに就任する。つまり、Jim Ryan 氏の後任が決まったわけです。
Hulst 氏は、新しく名付けられたスタジオ・ビジネス・グループの CEO です。このグループには PlayStation のすべてのファーストパーティのチームが含まれており、さらにテレビや映画などの他のメディアへの PlayStation IP の開発も担当しています。
同氏は既に PlayStation Studios の責任者でした。彼は以前、Horizon と Killzone の開発会社である Guerrilla Games の共同創設者でしたが、ここは2005年に Sony に買収されています。
Hulst 氏は声明で「スタジオビジネスグループを率い、将来に向けて準備をしながらPlayStation 5 での成功をさらに積み上げていくことに興奮しています」と述べました。
「ビデオゲーム業界は世界最大のエンタテインメント産業の1つであり、コンテンツとテクノロジィの融合の上に築かれてきました。私は今後も遊びとエンタテインメントの限界を押し広げていくことを楽しみにしています」
西野秀明氏は、コンソールハードウェア、テクノロジィ、アクセサリィ、PlayStation Network、サードパーティ関係(大手パブリッシャからインディースタジオまで)を含むプラットフォームビジネスグループを率いることになります。同氏はすでに Platform Experiences 部門の上級副責任者を務めていました。
なお、彼は、2006年から Sony のビジネスに携わっており、Sony Network Entertainment、Sony 株式会社、SIE で数多くの役職を歴任してきました。
西野氏は「今後も世界トップクラスの製品、サービス、テクノロジィを通じてプレイヤとクリエイタを繋いでいきます」と述べています。
「私たちは Sony Interactive Entertainment のあらゆる分野で革新を起こし、コミュニティをさらに大きく成長させるよう常に努力しています」
「Hermen とともにこのような重要な役職に任命されたことを光栄に思います。より緊密に連携することで、現在および将来、拡大し続ける視聴者に向けて素晴らしい体験を構築できる立場にあります」
両責任者は、Jim Ryan 氏が3月末に辞任して以来、同部門の CEO 代理を務めている Sony Interactive Entertainment 会長の十時裕樹氏に直属することになります。十時氏は Sony Group 株式会社の社長、COO、CFO も務めています。最新の人事は6月1日から有効になります。
「Sony Interactive Entertainment は、コンテンツとテクノロジィのつながりを通じて素晴らしいエンタテイメント体験を提供する、ダイナミックで成長中のビジネスです」
と、十時氏は述べました。
「この 2 人のリーダは明確な責任を負い、既存の PlayStation ユーザとの関わりを深め、新規ユーザに体験を拡大することに重点を置くよう戦略的方向性を管理します」
新 CEO が二人とも PlayStation のベテランであるという事実は、社内から昇進を図るとい同社のアプローチと一致しています。ただし、2 人のリーダを置くという決定は、この企業がこれまでに行ったことではなく、部門の規模と規模の拡大を反映しています。
PlayStation における(ファースト)スタジオビジネスは、従業員数とブランドの規模の両方において、過去10年間で急激に成長しました。同社の最近の戦略では、より多くのタイトルを PC に移植し、IP に基づいてテレビ番組や映画を開発し、2022年には Destiny 開発会社である Bungie を買収するなど、ライブサービスゲームの開発を推進している。
しかし、経費も大幅に増加しており、その結果、最近では開発途中のゲームの中止、スタッフの解雇、London Studio の閉鎖などが発生しています。新しい指揮を詳述した公式情報には、この構造が「持続可能な成長」を実現するように設計されていると記載されている。
∠(`・ω・´)おめでとうございます
現世代機の後半はいかに。そして、次の世代も見据えているのでしょう。