［Sony］直近の3つのスタジオ買収について 今後、「様々な」ライブサービスを起動予定
GamesIndustry の記事を翻訳いたしました（個人名は原文のままです）。
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PlayStation Studios のライブサービス・ゲームは、
さまざまなジャンル、発売スケジュール、視聴者を対象としています
最新のライブサービス・スタジオの買収について責任者たちに聞く
Christopher Dring(Head of Games B2B) May 1, 2023
過去18ヵ月足らずで、PlayStation は3つのスタジオの買収を発表しましたが、すべてライブサービス・ゲーム専用です。
それは、昨年1月の大規模なものである Destiny 開発会社の Bungieから始まりました。それに続いて、3月に Haven Studios が登場しました。そしてつい先週、Firewalk Studios を買収することが明らかになりました。
これはすべて、Sony が最もよく知られているシングルプレイヤの物語主導のアドベンチャゲームから拡大するという同社の目的の一部です (ただし、心配する必要はありませんが、それらはまだ制作中です)。実際、Sony は10のライブサービス・ゲームを開発中だと公言しています。
しかし、ライブサービス・ゲームは通常、（プレイヤからの）膨大な時間と関心を必要とします。確かに、Sony は10の製品すべてが成功するとは期待できないのでしょうか?
私の中の皮肉屋は、会社がその賭けに保険をかけているしていると感じずにはいられません。これらの10の大多数が成功しないことを分かっていますが、1つまたは2つの成功を期待しています。
しかし、PlayStation Studios の責任者である Hermen Hulst 氏は、「ライブサービス」とは、会社が10の『Fortnite』または複数の Destiny を作成していることを自動的に意味するわけではないことを私に思い出させようと熱心に語ってくれました。
「私たちは、そこにある競争環境と、ライブサービスが提供するプレイヤからの時間投資を理解しています」
と、Hulst 氏は語ります。
「そして、最高品質のゲームをお届けしたいと考えています」
「『ライブサービス』について、あたかも単一のジャンル、または単一のビジネスモデルであるかのように、一般的な用語で話すのは危ういことです。
PlayStation Studios は、『ライブサービス』と呼ぶことができるさまざまなゲームを作成しています。それらは、さまざまなジャンル、さまざまな発売スケジュール、さまざまな規模をターゲットにしています。また、さまざまな視聴者向けのゲームを作成しており、PlayStation ファンに愛される世界とストーリィを作成してきた実績に自信を持っています」
Hulst 氏は、Firewalk Studios を買収したというニュースの直後に私たちに語ってくれました。PlayStation は、2021年4月に最初のゲームで Firewalk と提携すると発表しました。しかし、昨年の Haven Studios と同様に、PlayStation はゲームを発売する前にチームを買収することを決定したのです。
「すべてのスタジオ関係には独自の軌跡があります。SIE に参加する前に外部パートナとして長年にわたって企業と協力してきた場合もあれば、買収がより迅速に行われた場合もあります」
と、Hulst 氏は説明します。
「それは、スタジオが成長し成功するために何が必要か、そして双方にとって何が理にかなっているかによって異なります。
私たちはしばらくの間、Firewalk と緊密に連携してきました。私たちは両方ともその過程を本当に楽しんでおり、彼らが何であるかに信じられないほどの自信を持っています。よって、これは非常に自然なステップのように感じました」
では、PlayStation が提供できるものは何ですか?
Firewalk のスタジオ責任者である Tony Hsu 氏は、同社が150人の従業員を超えて拡大する計画はないと述べています。しかし、PlayStation チームの一員であることには、他にもメリットがあります。
「各スタジオの優先事項は、独自のプロジェクトを提供することです。つまり、できる限り最高のゲームを作ることです」
と、Hulst 氏は続けます。
「しかし、PlayStation Studios は、各スタジオと中心となる技術およびサービスチームのグローバルネットワークとして機能します。私たちは、ゲームデザイン、音響、アニメーション、その他何でも、チームが望むものに協力できる環境を提供するために懸命に取り組んでいます。ライブサービスは新しく複雑な課題をもたらすため、それらを経験し、他の人に助けやアドバイスを提供できる個人やチームを持つことは非常に価値があります」
もちろん、これらのチームの 1 つに Bungie が含まれています。これは、Firewalk の創設者の多くが実際には元 Bungie の従業員であるため、重要です。Tony Hsu 氏は、実際には Activision の『Destiny』の総合マネージャ兼シニア副責任者でした。
Tony Hsu 氏(Firewalk)
「私たちのチーム内では、Bungie と個人的および専門的な関係を築いており、同じスタジオファミリィの一員となることを楽しみにしています」
と Hsu 氏は言います。
「PlayStation Studios の一員になるメリットの1つは、ベルビューとシアトルの友人や親しい隣人を含む、開発の才能のある素晴らしいネットワークと知識を交換する機会があることです。彼らや、Haven Interactive のような PlayStation Studios のチームと共に革新的なマルチプレイヤ体験の作成し、発展させられることを楽しみにしています」
Firewalk が作成しているゲームに関する興味深い補足事項は、ゲームが PC 用にも同時に開発されているため、技術的には PS5 専用ではないということです。複数のプラットフォームでライブ サービス・タイトルを軌道することはビジネス上理にかなっています。これにより、視聴者を構築するためのより大きな対応可能な市場がタイトルに与えられるからです。
これは、Sony がすべてのサービスベースのタイトルで行っている可能性のあるアプローチですか?
Hulst 氏は、多くは明かしてくれません。
「私たちは近年、PC でのゲームの配信に大きな進歩を遂げてきたので、ゲームとスタジオにとって理にかなっている場合、それは素晴らしいオプションです。しかし、それは個々のゲームごとに行う決定です」
Firewalk が PlayStation に参加するということは、これまでとは違うことをしようとしていた AAA スタジオの集合体である、ProbablyMonsters に別れを告げることを意味します。チームの CEO 兼社長である Harold Ryan 氏は、「開発者たちが成長し、好きで誇りに思うゲームを作る生涯のキャリアを持つことができる職場を築き上げる」ことを目指しました。
Harold Ryan 氏(ProbablyMonsters)
Firewalk を PlayStation に売却するという決定は、それと矛盾しない、と Ryan は語ります。彼は、新しい IP に投資しながら、前向きな文化を持つチームを構築するという点で、Hulst 氏は彼自身の見解と一致していると述べています。
「Firewalk が PlayStation ファミリィに加わることは、新しい AAA ゲーム チームと新しい AAA IP を生き生きとさせるという私たちの使命の一歩であり、文化に焦点を当てた才能のあるチームを「団結、導き、力づける」ことによって成功することを証明します。
他の発表されたチーム、そしてもちろん、進行中の他の未発表のプロジェクトがあります。すべてのチームとゲームの市場への最善の道を見つけるという私たちの目標において、私たちは ProbablyMonsters で達成しようとしていることに向かって順調に進んでいます」
彼は、次のように付け加えています。
「新しい AAA 開発チームの構築に投資を続けながら、ゲームが作られる環境を改善し、業界へのプラスの影響を増やしていきます」
Hsu 氏は、ProblyMonsters を離れて、2年以上一緒に仕事をしている会社である PlayStation の一員になったとしても、スタジオのすべてが変わるわけではないと結論付けています。
「私たちは、ProbablyMonsters と PlayStation の両方のパートナのサポートのおかげで、独自の文化と開発哲学を確立することができて幸運でした」
と、彼は言います。
「最初から、Hermen と PlayStation の基幹グループ全体は、私たちのチーム、私たちの文化、ビジョンの素晴らしい擁護者でした。PlayStation Studios に参加することで、ゲームを作るための私たちのユニークな取り組みがさらに強化されます」
∠(`･ω･´)これから、長い道のりになりそうです