[DualSense]それぞれのゲームで、どれくらい活用していますか?(2020.11.19 更新)
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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現時点で PS5 DualSense コントローラを活用するゲーム
「感覚以上」のもの
Sammy Barker Sun 2020.11.15 18:00
Push Square の PS5 のレビューの一部としてすでに繰り返していますが、新しいDualSense コントローラは、ゲームプレイのフィードバックの点で驚きを提供してくれます。
このパッドを使用すると、PlayStation 5 のゲームを、過去の DualShock デバイスでは不可能だった方法で感じることができます。トリガーにおける抵抗力のフィードバックと、さまざまなテクスチャを表現する機能を備えた途方もなくリアルなランブル感覚を提供します。
しかし、このテクノロジィは革新的ですが、最終的には開発会社が意味のある方法で使用することになります。
ソニーの次世代コンソールの取材を続ける中で、コントローラのこれまでの印象(評価)と、さまざまなゲームやジャンルでどのように実装されているかをまとめると便利だと思いました。
目次
- Astoro's Playroom
- Call of Duty: Black Ops Cold War
- Devil May Cry 5: Special Edition
- DIRT 5
- Marvel's Spider-Man: Miles Morales
- NBA 2K21
- Sackboy: A Big Adventure
- WRC 9
訳者注
タイトル横の * 記号はスコアで、『Astro's Playroom』の評価を 5 を基準としています。
Astor's Playroom (*****)
はい、私たちはこれについてとことん語り尽くしましたが、このアルファベット順に並べられた評価記事においては最初に置かれているので、最後にもう一度だけ主張することをご容赦願います。
『Astro’s Playroom』は、これまでの DualSense の機能の最良の例であり、率直に言ってパッドのすべての機能を恐ろしいレベルまで活用しています。手に雨滴が降り注ぐのを体感できるゲームです。機関銃を発射すると、指先でガタガタと音がします。並外れたものであり、ソニーのコントローラ活用の金字塔でしょう。
Call of Duty: Black Ops Cold War (****)
『Call of Duty: Black Ops Cold War』は、発射するすべてのショットにトリガーが反動を追加するため、DualSense コントローラにより大幅に改善されています。
武器の重さにもよりますが、照準を下に向けると L2 に抵抗を感じ、より大きな銃ではそれが重くなります。ただ、本当に優れた機能は、R2 が指の下でガタガタと鳴る方法であり、リロード時にジャム(詰まり)することさえあります。
一方、ハプティックは、近くの爆発や弾丸など、画面上で起こっていることに「指向性のあるフィードバック」を追加します。それは本当に革命的なものです。このゲームのプロはそれが彼らのパフォーマンスに影響を与えると感じるかもしれませんが、カジュアルプレイヤである私たちはその追加の没入感を楽しむことができました。
Devil May Cry 5: Special Edition (**)
『Devil MayCry 5: Special Edition』は、次世代機専用版を正当化する理由の1つとして DualSense を使用しています。ただ、その実装は全体的にかなり無意味です。
ハプティックフィードバックの多くは、元のゲームの DualShock 4 の振動機能に基づいているため、ここにはあまり質感がありません。
その主な「特徴」は、ネロのイクシード(Nero’s Exceed)です。これは、キャラクタがオートバイのように剣を効果的に「回転」させる動きです。これは本当に指にとってクールに感じます。例えるなら、それはバッテリィが切れかかった懐中電灯を照らすため、強く締め付けている状況を思い出させます。
しかし、このメカニックは常にオリジナルのファンを混乱させました。また、ここでは激しい戦闘シナリオの間に実行するのはさらに難しいです。
DIRT 5 (***)
『DIRT 5』は、『Astro"s Playroom』と同等に DualSense の活用をするのでは、と大いなる期待を寄せていましたが、タイトルのこの実装には少しがっかりしました。
公平を期すために、アダプティブトリガーは非常によく利用されており、高速でブレーキを引いたときに緊張を感じることができます。また、アクセルは、異なる路面間を移動するときのグリップの変化も示します。
ただし、ハプティックフィードバックにはニュアンスがありません。土、雪、氷のどれを運転しているかに応じて、さまざまな質感が必要でした。全くないとは言いませんが、一般的にタイトルはパッドの内蔵モータを動かすだけです。よって、本当のニュアンスを欠いた倦んだ体験になります。
Marvel's Spider-Man: Miles Morales (**)
ファーストパーティ限定かもしれませんが、『Marvel’s Spider-Man:Miles Morales』は、ソニーの新しいコントローラテクノロジィを控えめに使用しています。よって、特筆すべきことはあまりありません。
スイングする際には、トリガーには余分な張力があります。これは最初は奇妙ですが、簡単に慣れます。
戦闘中のランブルには少し余分な次元もあります。たとえば、ヴェノムパンチを実行すると、パッド全体にエネルギィパルスの遷移を感じることができます。そして、それは本当にそういうものとしが言えません。また、主人公がキーボードで入力するクールな瞬間があり、コントローラ全体で個々のボタンが押されているのを感じることができます。
NBA 2K21 (**)
NBA 2K21は、DualSense コントローラが少しハードに動作しているように聞こえます。
これは、PS5 でプレイしたすべてのゲームの中で、コントローラのメカニズムが内部で動作しているのを実際に聞くことができるのはこれだけだからです。正直なところ、私たちはこれまでプレイして感じたものの大ファンではありません。
スタミナが不足しているプレイヤでスプリントしようとすると、トリガーが引き締まるのを感じるでしょう。これは理にかなっています。同様に、対戦相手からボールを守っているときは、L2 ボタンがガタガタと鳴り、物理的な効果を示します。
個人的には、ここでもう少し繊細なものがあたほうがいいのではないかと考えます。例えば、ボールをバウンドさせるときのわずかな律動があったなら、現状よりは理にかなっているはずです。
Sack Boy: A Big Adventure (***)
『Sackboy: Big Adventure』は、『Astro’s Playroom』を体験した後では少しがっかりするゲームの代表的な例です。
DualSense の活用の仕方はまったく悪くないと明記しておきます。ただし、(『Astoro』で)コントローラを介して物理的に異なる表面を感じた後では、同等のフィードバックを提供しないタイトルをプレイすることは印象を悪くします。
もっとも、ここにはいくつかのクールなアイデアがあります。ハプテックフィードバックの利用方法により、メニューの閲覧は本当に触感を得られます。オブジェクトを拾うとトリガーがきつくなり、その名を冠したヒーローの緊張を反映します。
また、モーションコントロールを使用しなければならない瞬間もあり、ジャイロスコープは完全に機能します。ただ、ゲーム中に雨が降る際にはがっかりするかもしれません。
WRC 9 (****)
まあ、これは私たちがDIRT 5に期待していたことです。実際、それはより良いことです。
『WRC 9』は、驚くほど素晴らしいラリーシミュレーションであるだけでなく、DualSense コントローラを最大限に活用しています。ここでの実装は微妙ですが、テクスチャとニュアンスがあります。コーナーを滑るときに車の重量変化を物理的に感じることができ、加速するときに砂利に対するタイヤのグリップを感じることができます。
トリガーは画面に表示されているものと一致して飛び出し、はためくので、道路の凹凸を物理的に感じ、ブレーキを使ってより適切な決定を下すことができます。
ゲームが PS5 のパッドをこれほどうまく活用すると、従来のレーシングゲームに戻るのは困難です。
ヨーロッパでの発売が近づくにつれ、この記事にさらにゲームを追加する予定ですが、今のところ、これらは、半ダースほどのゲームで DualSense がどのように使用されているかについての私たちの考えです。
これまでに何に感銘を受けましたか?
あなたが最も体験したいタイトルはどれですか?
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DualSense はもちろん付加機能ですが、やはり活用が望まれますね。
今後が楽しみです。インディーズも含めて。
更新 やはりレースゲームは強みですね。