[トピック]Codemasters が WRC のライセンス契約(2023年より)
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
Codemasters が PS5 で WRC の公式ラリーゲームにサインオン
DIRT シリーズと平行します
Stephen Tailby Mon 2020.6.1 11:00
私たちは皆、折に触れてそれを考えてきました。
なぜ Codemasters が公式に認可された WRC ラリーゲームを作らないのかと。DIRT シリーズは何よりもそれを証明します。つまり、チームが他のよりも良いオフロードレースゲームを制作できるということです。結局のところ(同社は)、それは1998年以来、非公式ではありますが、素晴らしいラリーゲームを創り続けています。
WRC の名前を引き継ぐのに、他にどんな優れたスタジオがありますか?
幸い、Codemasters が将来的に公式認定された WRC ゲームを生み出せる契約に署名しました。
現在、Nacon(かつては Bigben Interactive という名称)がライセンスを保持しており、Kylotonn は過去数年間 WRC タイトルを作成してきました。おそらく、この取り決めは Codemasters が引き継ぐまで続くでしょう。
世代を超えた『WRC 9』が開発中であることがわかっています。
Codemasters は2023年から2027年までの5年間、毎年(年次の) WRC ラリーレーシングゲームを制作します。タイミングを考慮して、これらすべてが PlayStation 5 で利用可能になると十分に想定されます。
これらのゲームの最初のゲームは、2024年3月までの会計年度にリリースされます。
このライセンスを取得したにもかかわらず、同社は DIRT シリーズに引き続き取り組んでいます。(以前お伝えしました通り、)『DIRT 5』は最近発表され、Codemasters はDIRT ラリーチームが「2023年の WRC 合意に先立って次のプロジェクトにすでに取り組んでいる」と述べています。
この契約が成立することで、同社は、
- F1
- FIA ワールドラリークロスチャンピオンシップ
- WRC(ワールドラリーチャンピオンシップ)
のゲームライセンスを保持します。
このニュースはあなたをワクワクさせますか?
WRC ライセンスにより、Codemasters が PS5 で何をするのかを見て興奮していますか?
下のコメント欄でホイールを回してください。
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Codemasters | コードマスターズ |
補足 DIRT(ダート)
DIRT シリーズは、オフロードレースゲームなので、タイトルに直接 dirt いう言葉が採用されています。
さて、ご存知のように、英語の dirt は「土」のことです。
また、形容詞は dirty で、「汚い、不潔な、不正な」を意味します。
「汚い」を意味する言葉が、同時に「不正」を表すのは、日本語も英語も同じですね。興味深いです。
人によっては、アクション刑事映画『ダーティハリー』をすぐに思い浮かべるかもしれません。
同義語として、soil があります。こちらはより厳密な意味で用いられます。土壌、とも訳されます。
なお、dirt の大元の意味は、「大便」です。前出の soil もまた、動詞としては、「(身体を)汚す、便を漏らす」の意味で用いられます。これもまた興味深いです。
ほぼ世界共通的に、「ウンコ」は笑いのネタになりがちです。古くから。
なお、農業にはどちらも必要です。
上の画像を見るだけで、その場の匂いが漂ってくるように錯覚します。もちろん土の。
パーティクル処理、興味深いです。
補足 Bigben Interactive SA(ビッグベン・インタラクティブ SA)
1981年2月17日設立。レスキン(フランス最北部)に拠点を置きます。
現在は、Nacon(ナコン)の名称を用いています(後述)。
パブリッシャとしての初めて販売したソフトは、ハドソンが開発した『Let’s スマッシュ』(NINTENDO64)。海外でのタイトル名は、『Centre Court Tennis』。
以後、家庭用を中心に多くのプラットフォームで、様々なソフト(自社開発も含む)を販売しています。
2020年2月11日、Bigben Group は、
- Bigben Interactive(パブリッシャ兼、開発部門)
- Nacon(ビデオゲームアクセサリィ部門)
を統合して新しい会社を設立しました。新会社名は Nacon を引き継ぎました。また、複数の開発会社を傘下にあります。
当時の公式ツイートです。
話が前後しますが、2001年、同社はセガのドリームキャストの本体、アクセサリィ、ソフトの独占販売権(ヨーロッパ全土)を得ています。
なお、主な市場はフランス、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルク、オランダでした。
WRC シリーズの販売を担うようになったは、『WRC 4』(2013年10月25日)からです。
また、『WRC 9』は、2020年9月3日の発売が予定されています。
補足 Kylotonn (キロトン)
ビデオゲーム開発会社。
2002年設立。パリ(フランス)に拠点を置きます。
2018年より、Nacon (買収当時は Bigben Interactive)の子会社となっています。
初となる作品は、『Iron Storm』(2002年)。Windows と PS2 で発売されました(北米・ヨーロッパのみ)。
WRC シリーズに関しては『WRC 5』より開発を担当しています。
比較的最近の作品として、『FlatOut 4: Total Insanity』(タイトルだけ読むと、『Fallout 4』 と混同されがち)の開発でも知られます。
FlatOut 4: Total Insanity – Gameplay Trailer | PS4(2017/03/10)
過去記事参照
[DIRT 5]トレーラ公開 クロスジェネレーション
[DIRT 5]ストーリィモードがあります 豪華声優
ちょっと先になりますが、興味深いですね。
やはり、次世代機でレースゲームは極まるでしょうか。
車輪だけに、丸く収まりました。キュルキュルキュル゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚