[PlayStaion 5]新たな詳細情報はいつやってくるのか?
GameSpot の記事を翻訳いたしました(個人名・企業名は原文のままです)。
固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
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PS5の詳細情報はいつ公開されますか?PS4 の公開イベントを振り返る
そして、新しい世代のコンソールのアプローチ。
Steve Watts on January 3, 2020 at 12:12PM PST
今年のホリデーシーズンに PlayStation 5 が登場することが周知されて、しばらく時間が経ちました。ソニーがローンチに備えてすべての詳細を発表するまでに、当然のことながら、12ヵ月もかかりません。
ソニーが PS4 発売時に設定したロードマップを参考にすると、PS5 の大きなデビューは非常に近づいている可能性があります。まずは、過去を振り返ってみましょう。
PS4 の時はイベントの日付、時刻、場所を明らかにしました
2013年1月、ソニーは 2月20日18時(太平洋時間)にニューヨーク市で開催される特別な「PlayStation ミーティング」にメディアを招待しました。注目の発表は、Hammerstein Ballroom で行われ、イベント中に同社が PlayStation 4 の発売計画の概要を説明しました。
このイベントで、リードアーキテクトを担当する Mark Cerny 氏からの詳細な内訳が公表されました。これが、PS4 の技術仕様を聞いた最初のイベントでした。また、具体的な機能に関しては、
- 共有機能を備えた DualShock 4 コントローラ
- PlayStation スマートフォンアプリ
- ダウンロードをしながら、ゲームをプレイできること
を約束しました。
また、「2013年のホリデーシーズン」というローンチウィンドウも提供しました。
ソニーがこのスケジュールに従って、小売パートナがホリデーシーズンへの備えを提供する場合、同様の情報の展開が期待できます。つまり、 PS5 の本当のデビューは第1四半期(北米では1 – 3月)に、おそらく2月にも行われます。
2013年のイベントは夕方に予定されていたため、自宅からライブで見たい米国のファンに仕事の後に見せる機会を与えました。
近年の SNS の利用者増大により、これまで以上に、発売を担う側がファンに直接メッセージを送るようになったため、その時間は今ではさらに重要となります。
E3 への参加はいかに?
その先も予測してみましょう。ソニーは第2四半期の発表を E3 に近い、または E3 と重複させることもできます。ご存知のように E3 は、通常、毎年6月に ESA 主催で開催されるのイベントで、新しいハードウェアの見本市でもあります。もし、この時期を見据えているとしたら、ソニーの主要なライバルである Xbox Series X との最初の(特にメディアに向けた)公開実機体験の場になる可能性があります。
ソニーは2019年と同様、イベントを完全にスキップするかもしれません。少なくとも、現時点では、ソニーが E3 に今年戻ってくることを公に示唆していません。
業界最大のイベントである E3 を Microsofto に譲り渡すことで、ソニーが主催するイベントに完全に集中できるようになります。とはいえ、ソニーは Microsoft にそのような贈り物を与えることに熱心でになるとも思えません。
ショーに出席しなくても、ソニーは自身で開催するイベントを盛大に行い、対抗することができます。
これまでにわかっていること
ソニーが幕を持ち上げることを選択するたびに、これまでの限られた詳細情報にさらに多くが追加されます。ソニーは PlayStation 5について話し始めましたが、めったにめったに「深い言及」は避けてきました。実際、同社は2019年後半にシステムがPlayStation 5と呼ばれることを確認しただけです。
これまでのところ、PS5 は PS4 ゲームと下位互換性があり、新しいシステムのソリッドステートドライブにより、古いゲームがより高速に実行されることがわかっています。昨年公表された比較ビデオは、PS4 Pro と比較した PS5 のロード時間の大きな差を示しました。
また、システムが第三世代の Ryzen ベースの AMD CPU を使用することもわかっています。Zen 2 マイクロチップの8つのコアがあります。グラフィックチップは、Radeon Navi のカスタムバージョンになります。ハードウェアのパワーはすべて、8K解像度、およびグラフィック効果とオーディオ効果の両方のレイトレーシングをサポートすると言われています。
ソニーはまた、4K Blu-ray を再生できる Blu-ray ディスクドライブが含まれることを確認しました。PSVR とある程度互換性もあります。
また、ソニーは国連の取り組みの一環に倣って、ハードウェアのエネルギィ効率の向上(省エネ)を約束する声明を発表しました。
PS5 コントローラは、これまでのいくつかの PlayStation コントローラに実装されていたランブル技術を、新しい「ハプティック(触覚)フィードバック」に置き換えます。また、L2 および R2 は適応トリガーとなります。これにより、開発会社がトリガーの抵抗を自由に調整できます。ソニーは、これら2つの機能が相互に連携して動作することで、ユニークなシミュレーション体験ができると言います。
また、新しい UI を使用すると、アプリケーションを開かずにフレンドのゲームに関する詳細を表示できます。
まだわからないこと
ソニーが「何かをすることを決めたとき」はいつでも、ソニーがその後、明らかにすべき情報をたくさん残したままにします。価格、リリース日、発売ラインナップに関する確かな情報は提供されていません。ハードウェア(コンソールまたはコントローラ自体)外観についての情報はありません(開発キットの画像がリークされたことはあります)。
PSVR のようなもっと曖昧なアイデアに対する、企業としてのコミットメントは別として、正確で具体的な情報は公開されていません。
最も重要なことは、これらのハードウェアや UI の機能が実際に動作するところを目にしていないということです。
レイトレーシングのような機能が実装されたことについて知ることはできました。ただし、実際のゲームの環境にもたらす(PS4 との)違いを確認することはできていません。「機能を有する」と「実際に機能する」、この二つはまったく別の問題です。
PS5 が通常よりもはるかに高速に『Marvel’s スパイダーマン』をロードするのを見るのは素晴らしいことでした。しかし、新しいコンソールの真価を披露するには、グラフィカルな「すごい」瞬間が必要です。そのために、ソニーが、PlayStation 5 で動作する次世代ソフトウェアを紹介することは間違いありません。
補足 カタカナ表記
原文 | カタカナ表記 | |
---|---|---|
Mark Cerny | マーク・サーニー |
補足 PlayStation ミーティング
正確には、Destination PlayStation(デスティネーション・プレイステーション)。
毎年2月、ソニーが主催し、すべての小売業者とサードパーティのパートナーが、その年の予定を聞くことができるイベント。ここで商品の購買について話し合いが行われます。
なお、流通・小売の現状においては、6月に小売業者とクリスマス時期(ホリデーシーズン)のプランについて話し合うには遅すぎるとされています。
補足 ハマースタイン・ボールルーム
ニューヨーク・マンハッタン34丁目のマンハッタン・センター内にある多目的ホール。
様々なイベント会場として利用されています。
ちなみに2014年には、初音ミクが「MIKU EXPO 2014 IN NYC」が開催されました。
ホール内の参考画像
補足 E3 2020
2020年6月09日 – 6月11日開催予定
補足 E3 ソニー不参加
約一年前、SIEワールドワイド・スタジオのショーン・レイデン会長(当時)は E3 不参加の理由を語っています。
要約すると、E3 は 90年代と違い、小売とメディアにさほど有益なものでなくなったとしてます。特に、小売の業績回復の起爆剤になり得ないと。
また、「最終的には、E3 がファンのためのイベントに変わる必要がある」と言及しています。
ただ、会長は昨年交代したため、この考えが引き継がれているかどうかは不明です。
詳細が気になる方はこちらの記事(IGN Japan 2019年2月12日10:30)をどうぞ。
補足 次世代ソフトウェア
過去の PlayStation のローンチを振り返ると、レースゲームが来ることは間違い無いでしょう。公表はされていませんが。
開発が、Ubisoft になるのか、それ以外かはわかりませんが。
2大ハードの公式発表の揃い踏みはとてつもないお祭りですが、報道する側は悲鳴をあげますw
それにしても、まだ実物は体験していませんが、トリガーの技術は、シンプルなようでかなり高度だと思われます。