[PSVR]ソニーによる新たな特許出願
UploadVR の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
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ソニーの特許出願により、追跡技術が混在したまだ見ぬ PSVR の設計が明らかに
JAMIE FELTHAM OCTOBER 09, 2019
ソニーに最近付与された一見興味をそそられない特許は、熱烈に噂された新しい「PSVR 2」のいくつかの特徴を明らかにするかもしれません。もちろん、正式発表は行われていないので、この記事では便宜上「PSVR 2」と呼ぶだけです。ご注意ください。
Let’s Go Digital は、最初に「データ処理デバイス」の特許を発見しました。現在、特許自体は PSVR の新しいバージョンを直接詳細に説明しているわけではありませんが、特許を説明するために使用した図の一部は、これまで見たことのない PSVR 機能を明らかにしています。
重要なのは、特許の4つの画像が、初めてリリースされた PSVR と非常によく似たヘッドセット設計を示していることです。ただ特許の他の画像は、まったく異なるデザインを示しています。
さて、注目すべきは実は外観ではありません。われわれが興味のあるのは、ヘッドセットに実際に搭載されている機器です。そう、カメラです。
新しいPSVRトラッキング?
まずは特許出願に添付された2つの画像を示します。以下にその画像から推測できることを述べてみましょう。
デバイスの前面には2台のカメラが取り付けられています。もう1つは、背面のヘッドリングに配置されます(特許画像2: FIG.14 1410)。また、カメラを搭載したモーションコントローラーの画像もあります(特許画像2: FIG.17)。特許テキストには、PS4での現在の PSVR セットアップとよく似た、コンソールに接続されたカメラへの参照もあります(特許画像1: 1280,1270 )。
ヘッドセットとコンソールの両方にカメラが記載されているため、「PSVR 2」に対するソニーの意図は不明です。
発表されていないヘッドセットは、センサの両方のセットを使用して、「内側から外側」「外側から内側」の両方のトラッキングを独自に組み合わせている可能性があります。両方の方法を併用する他のヘッドセットは現時点で存在しないと思われます。
他のVR製品では、Oculus Rift S と Oculus Quest はどちらもヘッドセットに取り付けられたカメラを使用しますが、Valve Index は外部ベースステーションを使用します。
または、ソニーは、単にこの特許のすべての基盤をカバーしているだけかもしれません。つまり「PSVR 2」はこれらのシステムの1つだけを使用することになります。
コントローラ自体にカメラが存在する(特許画像2: 1730)こともユニークなコンセプトです。これは、追跡の精度を高めるのに役立つかもしれないと推測します。
元の PSVR は360度全てをカバーする追跡は苦手とします。なぜなら、(ユーザが)向きを変えるとシングルカメラが Moveコントローラーを認識できないためです。これらの設計では、これらの問題は過去のものになる可能性があります(あくまで推測です)。
特許は今月初めに授与されました。ソニーが PS5 の詳細を確認したように、特許の内容も公になります。
昨日、同社はコンソールが2020年のホリデーシーズンにリリースされると発表しました。また、次の DualShock(正式名称未定)が、適応トリガーと感触フィードバックを備えていることも確認しました。
今のところ、コンソールが現行の PSVR をサポートすることはわかっています。ソニーは、このデバイス用の新しいヘッドセットがリリースされることを公式に確認していませんが、可能性が高いようです。
ソニーは、過去数年にわたって「PSVR 2」の設計を示唆する多くの特許を申請しています。新しいモーションコントローラ、ワイヤレス機能などを見てきました。実際に最終的なヘッドセットに組み込まれるものは、まだわかりません。
「遅報」になってしまって、申し訳ありません。
公式発表は気長に待ちましょう。
PS5 と同時発売、同梱あり、なんてことはないでしょうね。流石に。(ちょっとだけ期待)