[デス・ストランディング]作品の世界観(GameSpotまとめ1/5)
GameSpot の記事を翻訳いたしました(個人名は原文のままです)。
「デス・ストランディングについて分かっていること 1/5」
1. 世界観
Alessandro Fillari on September 21, 2019 at 3:07PM PDT
ハンズアクロスアメリカ
舞台は、「デス・ストランディング」として知られる災禍が北米の人口の大部分を消滅させてから10年後に設定されています。プレイヤは、「BRIDGES」として知られる組織のエージェントである Sam Porter Bridges(サム・ポーター・ブリッジズ)としてプレイします。
サムは、アメリカ統合都市(United Cities of America)の大統領から国とその都市基盤の再構築を支援する任務を負います。そして、他のBRIDGESのメンバと協力して、壊れた文明の残骸を探索し、ストランドとして知られるつながりを再確立する必要があります。これらのさまざまなストランドは、カイラルネットワークを強化し、より多くの人々が接続を維持し、恐怖に誘導された孤立から立ち直ることを可能にします。彼の任務の間、サムは現在この土地に住んでいる超自然的な存在や反乱軍と闘います。
また、「デスストランディング禍」の余波で、生と死の境界線が曖昧になり、かつて死んでしまったと思われていた生き物や個人が現実の世界に渡ってくることができます。その逆も然り。
このゲームのタイトルは、クジラやイルカなどの水生動物が海岸に沿って一斉に打ち寄せる現象への言及です(直訳すると、『死の座礁』)。鯨類にしか影響を与えないこの奇妙な出来事の間、海の生物は彼らにとって異質な場所(つまり、浜辺であり陸地)でゆっくりと死にます。
ゲームの物語はその概念を進化させ、人間人口の大部分が流されて死者の領域に持ち込まれるシナリオを提示します。その間、超自然的な存在が歩き回り、孤立した地域を破壊し、残りの人間を死者の領域に連れ戻します。目覚めている世界に彼らが存在することのもう一つの副作用は、「タイムフォール」という形で生じます。タイムフォールとは、超自然的な雨で、さらされた人を瞬時に老化させます。
「配達します。それだけです」—サム・ポーター・ブリッジ
この奇妙なアプローチの物語と設定は、サムが亀裂の入った世界をどのように再び噛み合ってゆくかを正当化する方法であるだけではありません。『デス・ストランディング』の探検とソーシャルゲームプレイのフレームワークとしても機能します。新しいストランドを作成する民間人と孤立した都市とのより多くの絆を確立することにより、あなたは世界にさらに前進し、より少ない接続で不可能だった方法でサムの能力を向上させることができます。
既存のネットワークの範囲外で彼が冒険しすぎると、提供できるメリット(地図データ、安全な家、備品など)から切り離されてしまいます。これはサムの使命の必要な部分ですが、最良の準備ができたら探検する、ということはあなたの最大の関心事です。
ソーシャルメディアの投稿で小島秀夫氏によると、それはキャラクタと他のプレイヤとの格差をオンラインで埋める行為に焦点を当てています。孤立が一般的であり、奇妙なものが新しい常識である世界に設定されています。
「人々は『壁』を構築し、孤立して生活することに慣れてきました。『デスストランディング』は完全に新しいタイプのアクションゲームであり、プレイヤの目標は孤立した都市と断片化された社会を再接続することです。ストーリーやゲームプレイを含むすべての要素は、『ストランド』または、つながりというテーマによって拘束されています」
「サム・ポーター・ブリッジとして、あなたはこれらの分裂の「橋渡し」しようとし、そうすることで、世界中の他のプレイヤと新しい絆や「鎖」を作ります。ゲームをプレイした経験を通じて、他者とのつながりを築く重要性を理解していただければ幸いです」
補足
原文では、Death Stranding event とありますが、訳文では「デス・ストランディング禍」としました。
公式用語ではありません。
早く配達してみたいですね。