[Hogwarts Legacy]キャラクタの作成機能は、トランスジェンダも可能に
Push Square の記事を翻訳いたしました(個人名・企業名は原文のままです)。
固有名詞のカタカナ表記は補足でご確認ください。
文中の英語(緑色のリンク)をクリックしても確認できます(↑で記事に戻る)。
訳文の一番下にあるボタンからソースのページに移動できます。
Hogwarts Legacy は、キャラクタの作成機能により
トランスジェンダも可能であると報告されています
身体と音声のオプションが分かれています
Liam Croft Tue 2021.3.2 17:45
Bloomberg の Jason Schreier 氏からの新しいレポートによると、『Hogwarts Legacy』にはトランスジェンダの魔女や魔法使いを作成する機能が含まれます。これは、体、声、性別のオプションを分離する詳細なキャラクタクリエイタを通じて行われます。これらの選択に従って、魔女または魔法使いのいずれかを選択することにより、二段ベッドと所持品が配置される寮を決定します。
さらに Schreier 氏は、Avalanche Software の開発チームがこの機能を実現するために懸命に努力しており、この記事の執筆時点では、包括的なキャラクタクリエイタが最終製品の一部になると述べました。
現在2022年に予定されている『Hogwarts Legacy』の発売までの売り込みは、ハリー・ポッターシリーズの著者である J.K.Rowling 氏による物議を醸すコメントによって損なわれています。トランスフォビアに対する繰り返しの非難によりシリーズの長年のファンの多くは、苦い思いをさせられています。彼らは多くの人にとって夢のゲームを支持しているのでしょうか、それとも(ゲームを購入することで)原作者に対し間接的にお金を払うことを拒否しているのでしょうか。
その後、リードデザイナの Troy Leavitt 氏が YouTube チャンネルを通じてフェミニズムと社会正義の動きを批判した歴史があることが発見されたとき、この状況はさらに悪化しました。彼はまた、過去に女性やマイノリティに嫌がらせをした Gamergate の支持を表明しています。
『Hogwarts Legacy』の背後にいるチームは、開発の窮状に「悲しくてイライラしている」と言われているため、この情報を Schreier 氏に託したようです。Bloomberg レポートには、現在からゲームの発売までに何でも変わる可能性があるという警告が追加されています。来年に予定されているわけですが、今のところ、トランスジェンダの魔女と魔法使いがいます。
それがそのままであることを願っています。
補足 カタカナ表記
補足 魔女または魔法使い
解説するまでもないかもしれませんが、
- witch 魔女(女性)
- wizard 魔法使い(男性)
です。
なお、くだけた表現として witch は、
- ばばあ(侮蔑)
- 魅力的な女性
どちらの意味もあります。言葉というのは興味深いですね。どちらが先でしょう。
補足 トランスフォビア
トランスジェンダに対する嫌悪。
なお、ゲイに対する嫌悪は「ホモフォビア」です。
パンデミック以外で開発現場に負担が。
ある種の政治問題ですが。